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はじめに
会社の意思決定は「取締役会」、そのチェックは「監査役」が担います。 しかし、中小企業では制度が複雑に感じられ、誤解も多い分野です。 本記事では、会社法の基本を押さえながら、実務で役立つポイントを解説します。
取締役会とは
● 役割
- 会社の重要事項を決定
- 代表取締役の選任
- 業務執行の監督
● 取締役会が必要な会社
- 公開会社(発行する株式の全部または一部に譲渡制限がない会社)
- 監査役会設置会社、監査等委員会設置会社、指名委員会等設置会社
中小企業では、取締役会を置かず「取締役1名+代表取締役1名」という形が一般的です。
監査役とは
● 役割
- 取締役の業務執行を監査
- 会計監査 → 会社のチェック機能を担う存在
● よくある誤解
- 「監査役は会社の経営に関与できる」 → 経営判断には関与できません。あくまで監査が役割です。
中小企業で問題になりやすいポイント
● 役員の任期管理
任期切れのまま放置すると、法的リスクや金融機関取引に影響します。
● 取締役会議事録の作成
形式的でも必ず作成し、保存することが重要です。
● 監査役の選任・辞任の登記漏れ
監査役が辞任したのに登記がされていないケースは非常に多いです。
まとめ
取締役会と監査役は、会社の健全な運営に不可欠な仕組みです。 中小企業でも、最低限のルールを整えることで、トラブル防止と信用向上につながります。
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